[Oblivion] サブ・クエスト 一覧
とりあえず馬で街道を北へ北へと向かったところ、
その街道の終点付近で、以外にもあっけなくDragonclaw Rockを見つけた。
地図と日記によれば、ここから西に巨像が、巨像から北に抜け道の入り口があるはず。
戦士ギルドの仕事でBrumaに滞在中の出来事。
Brumaの街中を歩いていると、見知らぬ男が突然私の前に現れた。
「こんにちは。 BrumaのNarina Carvain伯爵夫人の使いの者でTolganと申します。
夫人はあなたの都合がつき次第、親交を深めたいとおっしゃっております。」
私と? ・・・どういう意味ですか? 何か理由があるので?
「あなたが伯爵夫人と直接お話されれば、夫人はお喜びになるでしょう。
また夫人は、そのための謝礼の一部として、このお金を用意されました。」
と言って、いきなり私の手に25Goldの現金を握らせたのだった。
とっさの事だったので不意を突かれた。
私は「謝礼って何の事?」と言いながら、この言われもない謝礼をTolganに返そうとしたが、彼はそれを拒否して、
「伯爵夫人は毎日午前8時から午後6時まで宮廷にいらっしゃいます。
面会されるならその時間内が良いでしょう。」
と、自分の話すべき用件を話すだけ話し、早々に立ち去ってしまった。
・・・不本意ながら先にお金を受け取ってしまった事もあるし、いずれ時間が作れた時にBruma伯爵夫人に接見させて頂くとしよう。
「捜査に進展はあったか?」
Cariusは未だBradon宅にいた。
私がRaynilの事についての話をし始めようとした時、彼はそれを遮って「一つだけ忠告しておこう。」と言った。
「Raynilの事を調べてErlineを助けたい気持ちは分かる気持ちだ。
しかしRaynilの身元については隣町の役人からお墨付きを貰っている。
だからお前が何を証明しようとしているのかよく分からんのだが・・・。
今回の調査についてだけは大目に見てやろう。 Erlineが取り乱しているからな、仕方あるまい。」
私はSkingradでRaynilがヴァンパイアとして始末したというGelebourneの名前を出してみた。 すると、
「なぜその事を知ってるんだ? ・・・職務上の機密を魔もてない奴が多過ぎる、全く。
Skingradの警備隊から報せは聞いている。 少し前にRaynilがGelebourneを退治したとね。
Gelebourneも同様にヴァンパイアだった、これは明らかだ。」
「私の意見は違うわ。」
「意見が違う? いったいどういう事だ? 大それた事を言うじゃないか。
Gelebourneがヴァンパイアでなかったという証拠でもあるのか?」
私はGelebourneの手記をCariusに手渡した。
それを手に取り、目を通すにつれ、彼の動揺は強くなっていったのだった。
「こ・・・これは何と言う事だ。 これで全ての謎が完全に解けた。
なぜRaynilはSkingradの犯行現場からこの日誌を持ち去ったのだろう?
鍵など持っていなかったという件も聞いている。
きっと我々が到着する前にRaynilがBradonの遺体から持ち去ったに違いない。
無実である二人の男が殺害されたとなると、私はそのうちの一人の死について責任を負わねばなるまい・・・私は・・・私は言葉もない。」
そして真実を明らかにするべくこれからの方針の変更を告げた。
「衛兵を招集し、街中で奴の捜索を開始する。
1時間後、Orav's Tap and Tackで合流しよう。」
と言い残し、彼はBradon宅を後にした。
戦士ギルドの仕事でBrumaに滞在中の事。
Olav's Tap and Tackという宿屋に入った時に、街にやってきたヴァンパイアハンターの話を耳にした。
「今朝Olavの店で、Raynil Dralasという名のDummer(DarkElf)と知り合いました。
しばらく話をした後、彼は本当のヴァンパイアハンターである事を教えてくれました。」
Raynil Dralas?
「ええ、ヴァンパイアハンターです。 私が知る限り、彼がここBrumaに姿を見せたのはつい最近の事です。
たちどころに紛れ込んでいた吸血鬼を見つけ出しました。
どうやらBradon Lirrianがその一人だったみたいで、Raynilは彼を殺しました。
でも私にはBradonがどうしても吸血鬼には見えなかったのです。
とても感じの良い人のようでしたよ。」
む、冤罪?
何を隠そう、私も対吸血鬼団体『Order of the Virtuous Blood』の一人、ヴァンパイアハンターなのだが、Raynil Dralasと言う名は初耳だ。
・・・まあヴァンパイアハンターを名乗る団体は決してそれ一つじゃないだろうし、私の知らないヴァンパイアハンターがいても不思議ではないんだろうが。
どうにも気になって仕方ないので、ともかくヴァンパイアハンターに殺されたと言う吸血鬼の家に向かってみた。
黄色チームのChampion含む、3人の相手を朋友『ポークチョップ』と共に撃破した私は、新Championの座を獲得する事となった。
「我が友よ。 偉大なる名誉と共に、お前はChampionのランクへと昇格した。
お前は成し遂げた、数々の素晴らしい成果を!」
『ウジ虫』がとうとう『我が友』になった瞬間でもあった。
アリーナで更に上を目指すなら、残るはGrand Champion『Grey Prince』を倒すのみ。
「あんたがGray Princeに挑戦したいなら、それはあんたの権利だ。
後になって警告しなかったとは言って欲しくないけどね!」
彼女の名はYsabel Andronicus。
アリーナのBattle Matronという職をこなしている。
Battle Matronとは、Grand Championのトレーニングと管理を行う、名誉ある職務・・・なんだそうだ。
戦士ギルドの仕事が途切れてしまった今、自由になる時間だけが手元に残った。
私はここぞとばかりに、我が命を張込む事を代金として自分試しと自分磨きを兼ねた鍛錬の場、アリーナで戦いを繰り返していた。
「強くなりたい」
先日のBravilでの行方不明だった人を、あと少しのところで救えなかったあの一件以来、自分の中でよりその思いが強くなっていたのだった。
ではどうすれば強くなれるのか・・・修行? 冒険?
私は、もっと手近にその方法の一つがある事に気付いた。 それが帝都の闘技場・・・アリーナだ。
ここには名誉と金を求めて命を掛けて戦うものが集う、まさに戦場。
血と金に飢えた観客が、そこで繰り広げられる残酷な命のやり取りのショーを我を忘れて楽しむ場所。
私はそんなアリーナという場所が大嫌いだった。
出来るなら近寄りたくないとも思っていた。
しかし・・・そこには『本物の戦士』も少なからずいるのだ。
洞窟にたむろする盗賊等の輩を相手にするのとは訳が違う、本当に死を賭して戦わねば勝ち抜き続ける事は出来ない・・・はずだ。
私はそこに自身を賭けてみたい、と思う様になったのだった。
Bravil滞在中に、「孤独な見張り番」の噂を耳にした。
それはNiben Bayの騎士を彷徨う幽霊で、人に危害を加える訳ではないが、毎夜現れては立ち止まって海を悲しそうに眺めていると言う。
ところはBravilの魔術師ギルドの館内。
私は自分のための魔法を教わる為にここを訪れたのだが、訳あって一人の魔術師の話を聞き込む事になった。
確かに、街の至るところで「行方不明の友人を探す魔術師ギルドの人」についての噂話を耳にはしていた。
この街、行方不明者が多いぞ