前日までいじり続けてたプロジェクトファイルが、ある日突然開かなくなった!なんていう経験はありませんか?
うちでは差し込むプラグインがドンドン増えてくる制作終盤に時々起こるんです(泣
そういう時は・・・。
SONARには「セーフモード」というのがありまして、これを使うと
・開かれるのはトラックビューのみ
・プラグインごとに個別に起動するかどうかを選択することができるダイアログが表示される。
リソース消費の多い窓やプラグインを起動時に立ち上げない事で、通常操作では開けなくなったプロジェクトファイルを起動する事が出来ます。
セーフモードの使い方: Shiftを押しながらプロジェクトファイルを開く
これだけ。 簡単です。
SONARのヘルプにも記載されていますが・・・実は最近までこれの存在を知りませんでした(汗
2011年9月のエントリー 一覧
「めもりーくりーなー」を使ってみた
- 更新日:
- 今日の一日
うちの様に32bit OS上でDAWを使用しているユーザーにとって、物理メモリー残量の縛りは常に向き合い続けていかねばならない問題です。
メモリー残量に余裕がなくなればDAWの動作にも多大な影響が出ます。
場合によってはいきなりDAWが落ちて作業途中のプロジェクトも保存すら出来ない事も。
そこで、うちではこの『めもりーくりーなー』というフリーソフトを用いてメモリー残量を常に監視、場合によってはクリーニングして、可能な限り現状の環境を延命に努めようと考え中です・・・予算に余裕があればすぐにでも64bit OS化を試してみたいんですが(苦笑
めもりーくりーなー概要
Windowsには、物理メモリーと仮想メモリーとがあります。物理メモリーは、実際にPCに搭載しているメモリーです。 仮想メモリーは、ハードディスク上に作成された仮想のメモリーです。この仮想メモリーには、物理メモリーから溢れたデータが置かれます。 この仮想メモリーのことを、スワップ・ファイルと呼びます。 Windowsでは、作業の効率化をおこなうために、一度メモリーに読み込んだソフトウェアやデータを、メモリーに残しておこうとします。 これは、2回目以降そのデータを読み込むために、再度ハードディスクにアクセスせずに済むようにして、PCを高速化するためです。 しかし、メモリー搭載量が少ないPCでは、かえってこの仕様がPCを遅くしてしまいます。 本ソフトは、これらの無駄なメモリー領域を解放することによって、PCを軽快にし、安定化させる働きをします。また、これらの値を表示 し、監視することで、PCが危険な状態になる前に、ユーザーが知ることができるようになります。 -------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- メモリークリーナー作者様サイト・『原理』より
Win XP標準搭載の『Windows タスク マネージャー』でも物理メモリーの残量は監視出来るのですが、単位がKBだし、メモリーについては数字のみの表示だしでかなり見辛いと感じていましたが、『めもりーくりーなー』は数字とグラフでの表示なので感覚的に分かりやすく、そして多くのユーザーさんが作られたスキンを適用させる事で見え方をカスタム出来る仕様になっています・・・EQやWoWでAddOnをあれこれ試すのが好きだった自分としてはこういうのかなり好きです(笑
例えばこんな感じのとか。
で、肝心のDAW使用時に関しては、さまざまなプラグインを差し込む毎に減っていく物理メモリーの空き容量がパーセンテージで表示されるので、差し込めるプラグイン数の限界の目安に。
ちなみに比較的容量を食うプラグイン・・・例えばAmpliTube等は、うちの環境では1本差し込むだけで10%程の空き容量を持っていかれます!
※参照 クロノス・クラウン社 サイト: http://crocro.com/pc/soft/mclean/index.html