どうもご無沙汰してます・・・ってもう最近はそんな書き出しばっかりw
曲作りの方は、比較的時間が取りやすい環境にはなってるものの最近は特に順調に・・・とはなかなかいきませんで、作り掛けたもののほとんどが途中でつまらなく感じてしまってモチベーションが上がらずにボツり、また作り掛けてはボツり・・・の繰り返しで月日だけが流れてる様な状況です。
自分でも本当に歯痒い。
やりたい曲のアイデアとか構想とかは時々ひらめく様にどこからか降りてくるのに、それを具現化する過程でなかなかイメージ通りに仕上がって来ずに頓挫してるパターンが多いんです・・・。
なので今は無理に出来ない物を搾り出す事をあきらめ、いくつか暖めてた構想を時間を掛けて少しずつ膨らませ、付け足しながら熟成を待つ様な試行錯誤を重ねて曲作ってますので、多分次のうpまでにはかなり時間が掛かりそうです。
時間が掛かる≠大作ではないところが悲しい部分ですが(苦笑
曲を作る事自体は苦しみつつ楽しい部分もたくさんありますのでまだまだ続けたいなと・・・細く長く続けていきたいって感じかなぁ今は・・・。
個人的にはそんな状況の中、世間はそんな事お構いなしに常に動いてる訳で、VOCALOIDについても新たなボカロがいくつも発売されてますね。
そしてミクさんも新たな幅広い「表現力」を与えられようとしてます。
CV01 Hatsune Miku Append(仮称)
初音ミクの発売元Crypton社が開発中の、ミクの声優さんの声を取り直して作ってるそうな新たな数種類の声データベースです。
で、先日発表された、Miku Append βDemoを使って作った曲を既に多くの人がニコ動に発表してる様な状況です。
うちも昨日になってようやくそのβDemoを手に入れる事が出来たので、新たな曲を作るには至らなかったんですが先日うpしたミク曲「Cosmos」を歌ってもらってみました。
Miku Append βDemo版には「Soft」、「Dark」2種類のデータベースが搭載されてまして、うちで今回公開するフェードデモは
1.従来からのオリジナル・ミクDB
2.Append Demo版 Soft DB
3.Append Demo版 Dark DB
オリジナル版からMIDIデータやエフェクトのエディットは一切なし、レベル調整くらいしかしてません。
でもこの歌にはDarkが良く合う気がする・・・。
部分的には多少リンやルカに見られる様なこもった様な発音が感じられますが、そこはCrypton社のDBを作られる方の癖というか、声を切り出す時の手法にそういう傾向が出やすい感じになってしまうのがどんどん確立されて来たのかな?という感想を持ちました。
最初に作られたミクの時は、逆に出来るだけ癖のないものを作られる事に時間と手間をずいぶん掛けられたのかも知れませんし・・・どうなんでしょうね?
でもまだβ版との事なのでまだ製品化される前にどんどんDBの仕上がりも煮詰めていかれる事とは思うので、もっと違和感の少ない物になってくれるといいなぁってのはユーザー側のわがままな意見でしょうかw
しかしVSQデータを全くいじらずにDBを使い分けただけでこれだけ印象が変わる訳で、自分的にはいろんなボカロを使い分けるより、「初音ミク」ひとりで、DB使い分けていろんなニュアンスの歌い方をさせてあげる方が作り手としての楽しみ方は広がるんじゃないかな?と言う印象を持ちました。
初音ミクAppendの製品化、僕も楽しみに待ってます。