2012年3月22日(木)
更新日:2014年05月28日(水) 0:19
音楽機材
これまたDAW環境の再構築中の出来事。 reFX NEXUS2がパッチ2.3.2によって64bit化されたというので、今回64bit版を導入してみました。 NEXUSのインストール手順として1.DVDからインストール 2.Patchを当てる 3.DAWを起動し、NEXUS2をプラグインとして起動 4.NEXUS2インターフェース画面よりskinやExpansionファイルをimport と、至って通常手順なんですが、2.3.2Patchは32bit版と64bit版が同梱されており、共存させる事が可能な様です。 そこでProgram File(x86)側とProgram File側の両方にNEXUS2 DVDをインストールし、それぞれに別のPatchを当ててみました。 32bit版ホストから認識されるのは32bit版NEXUS2のみ、64bit版ホストから認識されるのは64bit版NEXUS2のみの模様。 で、64bit版ホスト上で動作しているNEXUS2 64bit版に、メーカーから無料配布されているskinとExpansionをimportしようとしたところ、
NEXUS import summary
imported licenses: 0
imported skins: 0
Imported expansions: 0
Some errors were encountered during import. here
is a list with all failed files:
"Nexus2_Expansion_Dance_Vol_2.nxp" - internal error.
"Nexus2_Expansion_ROM_Extension.nxp" - internal error.
"Nexus2_Expansion_TV_Movie_Game.nxp" - no license.
"Nexus2_Skinbundle_Dark.nxp" - internal error.
'Internal error' means that something
undetemined happend.
Please contact reFX support.
'No license' means that you have not imported a
valid license for the file, yet. と、この様なエラー・ウィンドウが表示されました。 全て今のNEXUS2に無料で付属される追加コンテンツのはずなのに、TV Movie Gameの音源拡張に至っては"no license"ってどういう事!? その他のinternal errorについては「サポートに連絡を下さい」となっております。 とりあえず自分で出来る事をいろいろやってみました。 追加ファイルを個別にインポートしてみたり、NEXUS2のインストールをやり直してみたり・・・。 64bit版についてはいろいろ試してみましたが、やはり追加コンテンツは上手く入れられません。 ただ、32bit版NEXUSについては、 何の問題もなくimport完了。 ちなみに、
SkinとExpansinがきちんと入れられていないNEXUS2 64bit版のSkin選択画面。 white 3以外はグレー・アウトしていて選択出来ない。 液晶表示っぽい画面右側のexpansion内に「TV Movie Game」の表示がない
ばっちりimport出来たNEXUS2 32bit版のSkin選択画面
それぞれのインターフェース画面での表示はこんな感じになっております。 ・・・思うに無料配布されているskinやexpansionは32bit版NEXUS2向けであって、64bit版には導入不可という仕様になっているのかと。 (それについてのメーカー側のコメントが見つけられてない以上、有料版が64bit版に対応出来ているかすらも怪しいところ) ホストDAWが32bitだろうと64bitだろうと、jBridgeでも使って複数差し込む手法を取るなら、マルチティンバー音源でもないNEXUS2を64bit化する恩恵がどこにあるのか分からないという事もありますし、ぶっちゃけ面倒くさいので現時点でサポートに連絡は取ってませんが、気が向いたらメールで問合せしてみたいと思います。
2012年3月19日(月)
更新日:2014年05月28日(水) 0:19
音楽機材
今回のシステム再構築中に、T-RackS3をスタンドアローン起動しようとすると「MS Visual C++ Runtime Library」エラーメッセージが出て起動出来ない症状が発生しました。 以前これと似た現象として『【SONAR トラブル編】「MS Visual C++ Runtime Library」エラーへの対処』 の記事でSONAR上でプラグイン起動しようとすると起こる症状が出るという記事を書きましたが、それとはちょっと違う様です。 今回、SONARプラグインとして立ち上げた場合は問題なく起動します。 T-RackSをスタンドアローンで使う場面はほぼないので問題ないと言えばないのですが、やはり今までエラーが出なかったのに出る様になった、というのがどうしてもイヤだったので少々調べてみました。 ちなみにARC、Amplitube3についてはスタンドアローン起動時も問題なく立ち上がり、T-RackSのスタンドアローンだけ症状が出ているという状況です。 すると、IK-Multimediaの日本での正規輸入代理店のMedia Integrationのサイト内、サポート情報に有用そうな記事がありました。 ・IK製品のインストール、起動時に「Runtime Error」が表示される いろいろ試してみた結果、うちで出ている現象を解決出来たのは、 ・下記に沿って新しい管理者アカウントを作成し、インストールをお試し下さい。
1. スタートメニュー>設定>コントロールパネル> ユーザアカウント 2.「新しいアカウントを作成する」を選択、任意のアカウント名を入力し、「次へ」をクリックします。 3.「コンピュータの管理者」を選択して、「アカウントの作成」をクリックして下さい。 4. スタートメニューから現在のアカウントからログオフし、お作りいただいた新しいアカウントでログイン後、製品の再インストールを実行してください。 これでした。 それまでもOSを新規インストールした時点で自動的に作られる1つ目のAdmin権限を持ったユーザー・アカウントで作業をしていた訳ですが、新たに別のAdmin権限を持ったユーザー・アカウントを作ってT-RackSを再インストールしてみたところ、何の問題もなくスタンドアローンで起動出来ました。 詳しく検証していないのですが、Windows7で作られるユーザー毎の設定やデータを保存するディレクトリ構造の問題? OSをインストールした時点で自動的に作られる“一つ目の”ユーザー・アカウントと、それ以降のユーザー・アカウントとで情報の保存されるフォルダの名称やディレクトリ構造等に違いがあったりするのかな? MS Visual C++ Runtime Library絡みのエラーについて検索されて来られる方が多い様なので、うちと同じ様な問題抱えてるユーザーさんが多いのかも知れません。 何かの参考になれば幸いです。
2012年3月15日(木)
更新日:2014年05月28日(水) 0:19
音楽機材
さて、今回のPC増強の主旨である『DAW使用時の物理メモリー不足への対処』の主役、SONARをインストール。 64bit OSにネイティブ対応されているSONAR8.5は1枚のインストールDVDに32bit版と64bit版の両方が収録されています。 まずはRorandのサイトからオーディオインターフェースFA-66の64bit OS用ドライバーをダウンロード、そしてインストールした上で、SONARのインストール作業に入ります。 マニュアルに沿ってインストールを進めていきますと、64bit OS上では写真の様に32bit版と64bit版のどちらをインストールするのかを問われますので、どちらかを選択して進めます。 なお、同一OS環境内に32bit版と64bit版SONARの共存は可能です。 その場合は一度どちらかのインストール終了後にもう一度インストール作業をする事になります。 続いてプラグイン群のインストール中・・・
本格的に音楽やってる訳でもないうちの環境でさえ一筋縄ではいかない量です…(泣 そしてここでいろいろ問題発生中だったりしますがその辺りはまた後日。
2012年3月12日(月)
更新日:2014年05月28日(水) 0:19
ハード・ウェア
Win7のインストール完了! という事で、64bit OSを導入してその後の話です。 まずはデータのバックアップ体系の再構築と、64bit環境で導入しなおしたアプリ群から既存のデータ類を取り扱える様にするところ辺りまで。 常用しているアプリ群は、まだいろいろと動作検証中なのですが『XPで使っていた物でもWindows7では動かない』というのがちらほらありました。 うちで取ってるバックアップ対策については、「『BunBackup 』というフリーソフトを使ってバックアップ用HDDにファイルのコピーを残す」という方法を取っています。 完全自動にしてしまうと、誤って運用中のファイルを壊してしまったり、消してしまったりしたタイミングででもバックアップを取られてしまい、バックアップの意味を失ってしまった経験があるので、基本的に1日分の作業の終了後、、BunBackupの機能の一つにある「バックアップ後Windowsを終了」でシャットダウンしています。 ブラウザについてはFirefoxのまま、ブックマークも「Xmark 」でXP側の物を共有しました。 少々苦労したのはメールソフト・Thunderbirdでのプロファイル引継ぎ。 結論から書きますと、 1.Win7上で新規インストールしたThunderbirdを起動し、デフォルト位置に新規プロファイルを作成(ランダム生成されたっぽいフォルダ(cfjh9mw8.default の様な)をTBに自動作成させる必要があるので) 2.1で作成した新規プロファイル・フォルダ内を全削除し、そこへ引き継ぎたいプロファイル・フォルダの内容を全コピー 3.Win7上で2度目のThunderbird起動(プロファイル内容がきちんと引き継げているかどうかの確認) というプロセスを辿れば問題なく可能です。 スクリーンショットを撮るのに以前から使わせて頂いていたフリーソフト『WinShot 』も継続使用です。 とそんな感じで、優先順位の高い順からアプリをインストールし直しつつ次はDAWとプラグインのインストール、動作検証の辺りになるかな?※ここで問題発生。 HDDを切り替えた時、BIOSは元々見えているデータ用HDDを次のブートドライブとして認識してしまう現象が。 当然データHDDにはOSが入っておらず、OSとブート情報を見失ってしまう事態に。 BIOSは、ブートディクスとして認識していたHDDがなくなると他のデータ用HDDのブート順を繰り上げ、新たに発見されたもう1台のOS入りHDDのブート順位は一番最後に回してしまう、という動作になってしまいます。 なのでこのままではHDDをスイッチで切り替える度にBIOSで起動HDDを再設定する必要が…電源スイッチだけでスマートに切り替えしたかったのですが。 …ということで何か要対策。
2012年3月 7日(水)
更新日:2014年05月28日(水) 0:19
ハード・ウェア
結論から言ってしまいますと、前回試みた「EASEUS Disk Copy 」では、システムのHDD間の引越しは失敗に終わりました。 ブートCDを作り、HDD(正確にはシステムの入ったパーティション)のクローンを作るところまでは上手く行っていた様に思うのですが、いざ新しいHDDから起動しようとすると「ようこそ」画面の手前で固まってしまうのでした。 ちなみにセーフモード起動しようとしても同じ症状でした。 そこで、次に試したのが『EASEUS Todo Backup Free 』というフリーソフトです。 これはWindows上でHDDのデータのバックアップ&リカバリー、HDDクローンの作成などが出来る、という奴です。 (「EASEUS Todo Backup Free 」についても、Gigazineさんのところで詳しく説明されています ) しかもコピーやリストア作業時に、引越し先のパーディション領域の増減等も同時に行えてしまう優れ物です。 現システムドライブを新HDDに直接クローン化するなら前回と同じ操作になるので、今回は『EASEUS Todo Backup Free 』で可能な「バックアップ&リカバリー」で挑戦。 手順としては、
1.「EASEUS Todo Backup Free」の「Data Backup(File, Disk/Partition) 」より既存システム・パーティションを新規増設した500GB HDDにバックアップ 2.先程のバックアップを「EASEUS Todo Backup Free」の「Disk & Partition Recovery 」で、もう1台の新設HDD(システム・ドライブとして使用予定)にリカバリー。 3.リカバリー終了後、新システム用HDD以外のHDDを全てマザーボードより外し、新システムHDDのみで起動 何だかんだで現状システム・ドライブのデータ容量は300GB超程度あり、バックアップに約1時間、リカバリーに約1時間掛かりました。ここは当たり前ながら所要時間はデータの内容量に比例するでしょう。 そして・・・ 無事、新システムHDDよりXPが起動されました(安堵
一度新システムHDDでXP起動した後シャットダウン、システム以外のHDDを再び繋いで起動した状態のHDD群の状況。 手動でのドライブレター変更は一切行わず、です。 Windows7のシステムHDDとして使用予定のHDDは、前述のHDD-SELで電源を落としてるのでPCからは見えていません。 旧システムHDDがH:として認識されています(以前はC:だった)。 新旧システムHDD以外は以前のドライブレターのまま維持されています。 これなら、既存システムにインストールしているアプリ群がデータを見失う事はなさそうです。 新システムHDDのドライブレターの変更も出来ないと思われます。 よって元と同じくシステム・ドライブ=C:としての運用です。 XP環境の基本的な動作確認が済んだので、見た目の問題と、ケース内エアフローを考慮してケーブル類の整理をしてみました。
ビデオボードと干渉していたHDDを下のスロットに設置し直し、裏配線出来るものはケース裏を通してみました。 とりあえず繋いだだけだった状態の時よりはずっとスッキリ。 次は、Windows7 64bitのインストール前の下準備、以前から使っていた2台の1TB HDDのパーティション操作と、データの引越しです。 その後ようやくOSインストール。
2012年3月 5日(月)
更新日:2014年05月28日(水) 0:19
ハード・ウェア
メモリー増設が無事に済んだので、今度は増やしたメモリーを認識可能にするために64bit版OSのインストール・・・なのですが、今回は既存のXP 32bitのシステムを壊さず維持しつつ、同じPCでWindows7 64bitも使える様にしたかった。 単純にデュアル・ブートにしても良かったけど、デュアル・ブートそのものが自分的にも初めての事だったし、長い間運用するといろいろと不具合が生じてくるという話も聞くので、今回はHDD-SEL(Ainex) というHDD電源スイッチを使い、物理的にシステムの入ったHDDを切り替える事で2種類のOSを使い分ける形を選択。
図のように3種類のモードを使い分けられるHDD電源スイッチ
HDD-SELは3.5インチベイ用だった(5インチベイ用の品も別で存在するが)のですが、ケースの3.5インチベイに空きがなかったので、同メーカーの3.5インチ⇔5インチ変換アダプタを使って5インチベイに取り付けました。
AINEX (2008-11-18) 売り上げランキング: 2583
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HDDは日立の500GBの物を2台増設。 これのうちの一台に現在のシステムHDD(1TBのHDDを半分でパーティション切っている状態で使用)の内容を、「EASEUS Disk Copy 」というフリーソフトでまるまるコピーする方法でシステムの引越しを試みます。 (「EASEUS Disk Copy 」については、Gigazineさんのところで詳しく説明されています ) 『引越し元のHDD容量が引っ越し先のHDD容量をオーバーしていると「EASEUS Disk Copy」が使えない』との事でしたが、現状1TBのHDDを2台、両方とも半分でパーティションを切った形で運用していたので問題なし。 引越し後のHDDはパーティションを削除してデータ置場とする予定です。 そんなこんなで、OSごとHDDの中身の引越し中。
2012年3月 2日(金)
更新日:2014年05月28日(水) 0:19
ハード・ウェア
そもそも32bit OSが認識可能なユーザー・プロセスで利用可能なメモリ量の上限は約3GB程度という制約があるので、非常にメモリーリソース食いなアプリであるDAWやその上で動くプラグインの類は、作業が進めば進むほど空きメモリー量が減っていき、遂にはDAWをクラッシュさせたりPCがフリーズしてしまったり、というトラブルにつながる・・・というかうちではもうDAWクラッシュなんて頻繁過ぎてモチベーションを激しく損なわれる訳です(泣 そこでまずは『物理メモリーの増設』。 なお、現PCの大まかなスペックを羅列しておきますと、CPU: Intel Core 2 Quad Q9650 マザーボード: ASUSTeK P5Q PRO メモリー: DDR2 SD-RAM 2GB ×2 HDD: Hitachi/IBM 1TB S-ATA ×2 VB: Leadtek PX9800GT 512MB 電源:Seasonic SS-600HM ケース: Antec P183 OS: Windows XP 32bit
メモリー増設前のBIOS画面内、物理メモリー量は4096MB
メモリーモジュールを増設。(ケーブル類がグチャグチャ気味なのは気にしない!) 今のマザーボードがDDR2(デュアル・チャンネル対応)なので2GB×2枚一組を増設した。 元々2GB×2枚一組を搭載していたのでこれで8GBとなる
メモリー増設後のBIOS画面内、物理メモリー量は8192MBに
今回増設するのはシリコンパワー社製 SP004GBLRU800S22というモジュールにしました。 本当ならメモリーのメーカー側で、現在使用中のマザーボードとの動作確認が取れているモジュールを選びたかったのですが、残念ながら今となってはかなり古いシステムなのでなかなか動作確認済みの物は見つかりませんでした。 そこで値段的に安めながら、トラブルの少ないであろう出所のはっきりしているメーカー品にした次第。