結論から言ってしまいますと、前回試みた「EASEUS Disk Copy」では、システムのHDD間の引越しは失敗に終わりました。
ブートCDを作り、HDD(正確にはシステムの入ったパーティション)のクローンを作るところまでは上手く行っていた様に思うのですが、いざ新しいHDDから起動しようとすると「ようこそ」画面の手前で固まってしまうのでした。
ちなみにセーフモード起動しようとしても同じ症状でした。
そこで、次に試したのが『EASEUS Todo Backup Free』というフリーソフトです。
これはWindows上でHDDのデータのバックアップ&リカバリー、HDDクローンの作成などが出来る、という奴です。
(「EASEUS Todo Backup Free」についても、Gigazineさんのところで詳しく説明されています)
しかもコピーやリストア作業時に、引越し先のパーディション領域の増減等も同時に行えてしまう優れ物です。
現システムドライブを新HDDに直接クローン化するなら前回と同じ操作になるので、今回は『EASEUS Todo Backup Free』で可能な「バックアップ&リカバリー」で挑戦。
手順としては、
1.「EASEUS Todo Backup Free」の「Data Backup(File, Disk/Partition)」より既存システム・パーティションを新規増設した500GB HDDにバックアップ
2.先程のバックアップを「EASEUS Todo Backup Free」の「Disk & Partition Recovery」で、もう1台の新設HDD(システム・ドライブとして使用予定)にリカバリー。
3.リカバリー終了後、新システム用HDD以外のHDDを全てマザーボードより外し、新システムHDDのみで起動
何だかんだで現状システム・ドライブのデータ容量は300GB超程度あり、バックアップに約1時間、リカバリーに約1時間掛かりました。ここは当たり前ながら所要時間はデータの内容量に比例するでしょう。
そして・・・
無事、新システムHDDよりXPが起動されました(安堵
一度新システムHDDでXP起動した後シャットダウン、システム以外のHDDを再び繋いで起動した状態のHDD群の状況。
手動でのドライブレター変更は一切行わず、です。
Windows7のシステムHDDとして使用予定のHDDは、前述のHDD-SELで電源を落としてるのでPCからは見えていません。
旧システムHDDがH:として認識されています(以前はC:だった)。
新旧システムHDD以外は以前のドライブレターのまま維持されています。
これなら、既存システムにインストールしているアプリ群がデータを見失う事はなさそうです。
新システムHDDのドライブレターの変更も出来ないと思われます。
よって元と同じくシステム・ドライブ=C:としての運用です。
XP環境の基本的な動作確認が済んだので、見た目の問題と、ケース内エアフローを考慮してケーブル類の整理をしてみました。
ビデオボードと干渉していたHDDを下のスロットに設置し直し、裏配線出来るものはケース裏を通してみました。
とりあえず繋いだだけだった状態の時よりはずっとスッキリ。
次は、Windows7 64bitのインストール前の下準備、以前から使っていた2台の1TB HDDのパーティション操作と、データの引越しです。
その後ようやくOSインストール。
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