詳細はこちらをご覧頂けば、何がスゴいのかがお分かり頂けるかと思うんですが、ざっと流れをご説明しますと、
Ustreamで生動画配信されていた向谷実氏(キーボーディスト、元CASIOPEAメンバー、かなりの鉄道オタクとしても名を馳せるw)のTwitterタイムライン上に中西圭三氏(ボーカリスト)が突然登場し、『お二人の協力の下、曲を作り、そしてその様子をUstreamを使って実況中継する』という企画を向谷氏がその場のTwitter上で提案、中西氏もまたその場で同意された、という事件が発端の様でして(残念ながら私はその場に居合わせていませんでしたが・・・)、でそれが6月8日、遂に実現した、というお話です。
向谷倶楽部サイトでの情報によりますと、「BS FUJIの協力により、定点6台、ハンド6台、計12台+向谷専用カメラで、中継致します。」との事。
そしてこの曲は、特定の著作権管理団体に信託する事なく、向谷倶楽部で管理され、楽曲販売についてはiTuneStoreとモバイルサイト(向谷実氏の鉄道と音楽がいっぱいモバイル)で行われ、現段階ではCD化の予定はないんだそうです。
その上6月10日現在、
>>6月10日11:00〜 マスタリング、ダダ漏れ決定!<< (向谷倶楽部HPより)
と、まだ作業進行中です。
これまで配信された中継分もアーカイブとして保存して下さってますので今からでも流れを追う事は可能なんですが、なにしろほぼ丸二日分、Ustreamでだらだらと中継されてた様ですので当然編集とかされてる訳もなく、全部見てしまおうとすれば二日間くらい見続けないといけない訳で、自分でも主要なところをはしょって見てる、という状況です。
参加メンバーは
ドラムス: 神保彰
ベース: 鳴瀬喜博
ギター: 斉藤英夫
サックス: 宮崎隆睦
キーボード: 向谷実
ボーカル: 中西圭三
(敬称略)
を始めとする、かなりの豪華メンバーでして、これまた詳細は向谷倶楽部サイト内、レコーディングメンバー一覧をご参照ください。
歌詞に至っては、何とUstream上で一般公募だったそうです!
時間を追う毎に音がどんどん重ねられ、そしてその度に楽曲が洗練されていく様が圧巻です!!
この企画そのものが、プロのミュージシャンをしてこれからの楽曲製作と販売のありかたへの問い掛けに他ならない物だと思うので、私も注目していきたいと思います。
難しい事は良く分からない、という向きにも、プロのミュージシャンがどの様に曲を作り、録り、仕上げていくかという過程がほぼ漏れなく配信されて来てるっぽいので、そういうものに興味のある方はぜひ見ておくべき!
※参照
>>向谷倶楽部サイト
>>Ustream向谷実氏ページ
>>一生一緒にギガフレア > 向谷倶楽部公開レコーディング 機材等まとめ(暫定版)
髭
この企画凄すぎていろいろ検索してたらたどり着きました。
歴史的瞬間に立ち会えた気分です。
僕もさすがに全部は見れてませんが(笑)
これで音楽業界のなにかが変わる気がします。
Chapa
ホントにスゴイ事が起こってますよね。
この国での音楽の制作・流通においての革命の形のひとつだと思います。
それを名だたる現役プロミュージシャンが声を上げ、実現してしまったところが歴史的な瞬間だったですね。
そこと同様に今回は、今までは日の目を浴びる事の少なかったエンジニアさんやローディーさんを始めとする裏方さんにも視聴者の皆さんの関心が集まったところもある種の革命的出来事だったと思うんです。
「制作者の面々の顔を思い浮かべながら聴く事の出来る楽曲」って良いですね。
今回の企画のテーマのひとつ「産地直送の音楽」に通じるものを感じます。