DAW用PCの64bit OS化:メモリー増設


そもそも32bit OSが認識可能なユーザー・プロセスで利用可能なメモリ量の上限は約3GB程度という制約があるので、非常にメモリーリソース食いなアプリであるDAWやその上で動くプラグインの類は、作業が進めば進むほど空きメモリー量が減っていき、遂にはDAWをクラッシュさせたりPCがフリーズしてしまったり、というトラブルにつながる・・・というかうちではもうDAWクラッシュなんて頻繁過ぎてモチベーションを激しく損なわれる訳です(泣


そこでまずは『物理メモリーの増設』。
なお、現PCの大まかなスペックを羅列しておきますと、

CPU: Intel Core 2 Quad Q9650
マザーボード: ASUSTeK P5Q PRO
メモリー: DDR2 SD-RAM 2GB ×2
HDD: Hitachi/IBM 1TB S-ATA ×2
VB: Leadtek PX9800GT 512MB
電源:Seasonic SS-600HM
ケース: Antec P183
OS: Windows XP 32bit

 

20120228-02.jpg
メモリー増設前のBIOS画面内、物理メモリー量は4096MB

 

20120228-03.jpg
メモリーモジュールを増設。(ケーブル類がグチャグチャ気味なのは気にしない!)
今のマザーボードがDDR2(デュアル・チャンネル対応)なので2GB×2枚一組を増設した。
元々2GB×2枚一組を搭載していたのでこれで8GBとなる

 

20120228-04.jpg
メモリー増設後のBIOS画面内、物理メモリー量は8192MBに



今回増設するのはシリコンパワー社製 SP004GBLRU800S22というモジュールにしました。
本当ならメモリーのメーカー側で、現在使用中のマザーボードとの動作確認が取れているモジュールを選びたかったのですが、残念ながら今となってはかなり古いシステムなのでなかなか動作確認済みの物は見つかりませんでした。
そこで値段的に安めながら、トラブルの少ないであろう出所のはっきりしているメーカー品にした次第。