CrystalDiskInfoでHDDの健康状態を管理する


『2~3週に一度は更新』と言った舌の根の乾かぬうちにまた更新が一ヶ月空いてしまいました(汗


主に音楽制作の都合上の理由なんですが、そろそろOSをWindows XP 32bitからWindows 7 64bitへの乗換えを検討しています。
乗換えというか現在のXP環境を残しつつWin7と併用出来る様にしたいなと。
予算的に新たにPCを導入する事は難しいので、今使ってるPCでそれを実現したいと考えた上で、HDDの電源切り替えスイッチの様な物で物理的に2種類のOSを使い分ける方法を取るのが自分の使い方的には良さそう。

そこでOS導入用のHDDが新たに必要となるし、現状データを保存しているHDDも、空き容量が逼迫するところまでは行ってないのですが、あまり余裕もない状況だったので、近い将来データ用にもHDDの増設を検討しているところです。

で、何気に今使ってるHDDの健康状態が気になり、HDDの健康状態の目安となるS.M.A.R.T値を確認出来るフリーソフトのひとつ『CrystalDiskInfo』というのを使ってみました。


すると・・・

 

20120221-02.jpg


いきなり『注意』の表示が。
『代替処理済のセクター数』の『生の値』が16進数で000000000003と出ておりまして、これが『注意』表示の原因という事ですね。
各数値の意味を調べ進んだ上で、自分的に受け取った解釈としては、


項    目

現在値

最悪値

しきい値

生の値

 代替処理済のセクター数

100

100

0

000000000003

セクタ代替処理発生回数

100

100

0

000000000003

代替処理保留中のセクタ数

100

100

0

000000000000

回復不可能なセクタ数

100

100

0

000000000000



「過去に何らかの原因で『代替処理』が3度発生した事があるが、現在は代替処理されているセクタ、回復不可能なセクタ共に存在せず、ある一定の健康度は保たれている。
が、要経過観察。」


てな感じでしょうか・・・この辺の数値を継続して観察し、変動がなければ問題ないだろうし、急激に数値が動く様であればいつ壊れてもおかしくない状態にどんどん悪化してる指針でもある、と。

年数の割にあまり使ってないんだけどな・・・仕事で使ってるPCの方がよっぽど酷使してるのに、この後同様に調べてみてもHDDは『正常』でした。