INDEPENDENCE PRO オーサライズ&試奏

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昨日今日と二日に渡ってようやくINDEPENDENCE PROのインストールを終え、続けてクリプトンさんの丁寧なマニュアルに従ってYELLOW TOOLS社サイトでの製品登録とE-Licenceのオーサライズを済ませます。
クリプトンさん作成の日本語版取り扱い説明書はインストール・マニュアル、オペレーション・マニュアルとも非常に良い出来だと思います。
ただ、オペレーション・マニュアルは紙ベースではなくPDFファイルだったと言う事もあってPCでの画面で読むのはちょっと辛かったので、全ページを印刷してしまいました。

この出来の良いマニュアルが付与されてるだけでも、ユーロ安によるコストダウンのためにYT社から直に購入するより国内代理店を選んで正解だった、と思いました。
ちょっと製品が手元に届くのが遅くても、ちょっと値段が高くなっても・・・だってこのマニュアルのボリュームは結構ハンパないっすよ。
それプラスいざと言う時に日本語でやり取りできるサポートを受けられるんだから差額分くらいは納得出来る範囲って事にしますw



そんなこんなでスタンドアローンで無事に起動する事に成功し、いろいろな音色を読み込んでみてはMIDIキーボードで試奏してみる・・・サンプル量だけで60GB越えなソフト音源ですからちょっとやそっとじゃ全部の音色を確認できる訳もないのですが、主要なところを聴いてみた印象としては「それぞれの音色がどれもかなり“立ってる”」という雰囲気。
その上INDEPENDENCE PROに網羅されてるサックス専門音源『CANDY』、パーカッション専門音源『CULTURE』、そしてベース専門音源『MAJESTIC』については、「さすがは単品売りまでされてる専用音源」と言った印象です。

特にCANDYなんかは音聴いてたらいろいろイマジネーションが刺激されちゃって、あれやこれやフレーズが頭をよぎるw



まあ本物の楽器を鳴らしてるサンプル音源なんだからリアルな音が鳴って当たり前っちゃあ当たり前かも知れませんが、今まではうちでサンプル・ベースな音源と言ったらほとんど導入してませんでしたからその辺りはちょっと贔屓目になってるかも知れませんが、Xpansion Tank2と合わせて音源関係はかなり強化出来たんじゃないかと・・・。



そしてやはり単品で聴いててもなかなか戦力としての評価はし辛いので、オケに混ぜてみようって事で今作り掛けてた曲プロジェクトの音源を幾つかINDEPENDENCE PROのに差し替えてみたりとか・・・。

20100527-02.JPG


うほっ! それぞれの音にかなりの存在感を感じるレベルだ・・・。
というか作り掛けの曲が音色のせいだけでカッコ良く聴こえるなんて逆に危ないwww

もうこの曲はミクさんリンさんに歌ってもらうんじゃなくインストで良い気がしてきたのですが(苦笑
まずはもう少ししっかりとINDEPENDENCE PROの出音を聴き込んで、考えるのはその後にしよう…。






※余談

製作中のプロジェクトにINDEPENDENCE PROをプラグイン起動した時点で問題発生。
IPが起動出来ずにSONARが不正終了してしまいました。

20070527-01.jpg


試しに新規プロジェクトを作ってIPを立ち上げると問題なく起動するので、恐らく既存プロジェクトで起動してた音源やらエフェクトのプラグインに加えてIPを立ち上げた事でPCのリソース不足になってるんだと推理し、クリプトン社製日本語オペレーション・マニュアルを読んでみたところ、INDEPENDENCE PROにはPreferences設定内に「マルチコア設定」と言うのがあってこれがデフォルトで「1 core」になってました。

うちじゃQuadコアを使ってるのでコアの最大割り当て数は「4 cores」。
ただホストDAWのために敢えて幾つかのコアを解放しておくために「2 cores」とか「3 cores」にするのもあり、と言う事なんだそうで。
取り合えず今は「all cores」と言う設定を試してみました。

それと32bit版OSを使用してるうちの環境ではメモリー不足も考えられるので(多分こちらの方が原因としては本命だと思われる)、「XPの3GBスイッチ」と言うのも併用して試してみました。
それでようやく製作中プロジェクトを開いてるSONAR上で、プラグイン化されたIPは正常に起動してくれました。

「XPの3GBスイッチ」についての詳細はまた後日、別途に記事にしてみようかと思ってます。