Infomation Gathering


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Cheydinhalの戦士ギルド長Burzから「Oreynが私を探している」という噂を聞き、私はChorrolのOreynの自宅を尋ねた。


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Oreynは元気そうだった。 戦士ギルドを追放されて思いっきり凹んでたりするのかと思いきや、挨拶もそこそこに昔と変わらずいきなり『仕事』の話を始めるのだった。

「こいつは確かに公式な任務じゃねぇ。
実のところ、ここにいるところをVilenaに嗅ぎ付けられたら、お前はギルドから追放されちまうだろう。

現に俺は追放されているしな。 けど俺は終わったわけじゃねぇ。
Blackwood Companyはぶっ潰す。 お前にはそれを手伝って欲しいんだ。」

・・・やはりそうだったか。 彼はDummer。 『目には目を、歯には歯を』の教訓を幼い頃から叩き込まれているのだ。
戦士ギルドに売られた喧嘩は買わずにおかず、お釣りまで返してやろうと言うのだ。

「奴らを倒すにはもっと情報が必要だ。
俺の持つ情報によると奴らは勢力の拡大を狙い、Glademist Caveに拠点を築いたと言う話だ。

お前にはそこへ行き、奴等のリーダーの一人であるAjum-Kajinを捕まえて欲しい。
そして奴をここへ連れてくるんだ。 少しやつと過ごしたい・・・話でもしながらな。

Ajam-Kajinは勢力拡大を任されている一人だ。 組織の幹部である事が分かっている。
Argonianの魔術師と言う話だ。

奴を捕らえて来い。」

オーケー。 



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新たな拠点を築いたと言う洞窟の位置を確認し、私はOreynの家を後にした。



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その日の夕暮れ時、Glademist Caveに到着。 早速内部へ潜入。



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入り口付近には斥候と思しき人影が二人。
すぐにこちらに気づき、戦闘態勢を取った。

・・・面白い、元よりその気か。



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・・・まあ二人までくらいなら何とかなる。
でも装備の硬いのが3人以上出て来られるとさすがにちと厳しかったりする。

広間で下僕を召喚、後はこぼれ落ちてくるのを撃破していく。



何よりこいつらはVenirs達仲間の仇。 突っかかってくる奴には容赦はしなかった。




そして洞窟内は静かになった。 雑魚は片付いたと言う事だろう。
私は洞窟の最深部で、


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Blackwood Companyの幹部の一人、Ajam-Kajinを発見した。

「何が望みだ!? 私に近づくな!」

うろたえる奴に一緒に来るよう促した。 すると、

「分かった分かった。 一緒に以降じゃないか。
私の手持ちの兵は全員死んだ。 お前の勝ちだ・・・今のところはな。



・・・あまりにあっけない降伏だった。 奴はおとなしく私についてきた。


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私はAjamを伴い、夜半過ぎにOreynの家へ戻って来た。




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Oreynは言った。

「俺は奴等の軍隊の規模、指揮を執っている者、力の源が何かを知りたいんだ。
奴が話す気になるなら何でもしろ・・・素直に話してくれるんなら良いんだが。 必要なら手荒く扱ってもかまわないぜ。
但し殺すなよ、話を聞かなきゃならんからな。

じゃあ、奴に座るように言うんだ。 立ち上がろうとしたら俺が始末してやる。」



私はAjumに椅子に掛ける様命じた。

「分かった。 俺を脅すんじゃないぞ、手を出すな、拷問するなよ。
貴様らには何もしゃべってやらんぞ。」



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当初の予想通り、Ajumは頑なに尋問を拒否した。

…なら話す気にさせてやろう。
私は『魅了』の巻物を取り出した。

「や・・・やめろ!」

もちろん止める訳はない、巻物をAjumに向けて使った。



・・・効果覿面、Ajumは態度をやや軟化させた。
少しは話す気になったようだ。

「Blackwood Companyはどのくらいの規模だ?」

「今や総勢100名を越える。 日々拡大しているのだ。」

「リーダーは誰だ?」

「Ri'Zikar様だ! 彼が我々を導いてくださる。
貴様らの首も彼が手に入れる。 彼の手により、貴様らは皆殺しにされるのだ!」

「貴様らの力の秘密とは何だ?」

・・・これにはAjumはしばらく黙り込み、

「もはやこれまでだ! 私は死を選ぶ! Blackwood Company万歳!!」

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Ajumは瞬く間に火達磨となり、そして絶命した。



「くそ、死にやがったか。 魔法の道具でも隠し持っていたに違いねぇ。」

Ajumの体を探ってみたところ、魔法の指輪を持っていた。
炎のダメージ、効果は装備しているもの・・・これは自決用の品でしかない。

「奴から少しは情報を引き出せたな。 良い情報だ、これは使えるぞ。
そら、これを持ってろ。 何かの役に立つだろう。」

とOraynが私に向かって無造作に放り投げたのは、格闘と話術の向上効果のついた護符だった・・・自分で尋問する気だったのか。

Oreynは改めて私に言った。

「Argonianから得た情報は勝ちあるものだったが、まだまだ足りねぇ。
お前には奴らのところへ潜入して欲しい。
内部から奴らがどう動いているのかを見てくるんだ。

お前にはLeyawiinへ行って、Blackwood Companyに入会してもらいてぇんだ。
奴等の成功の秘密を探って来い。

これはお前が単独でやるんだ。 俺や他の戦士ギルドの仲間には近づくなよ。
厳しいだろうがお前なら出来るさ。」





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翌日、私はLeyawiinのBlackwood Companyの門を叩いた。



Infomation Gathering -終わり-