PCのシステムをWin7 64bitに一新し、SONARも新たにインストールし直したのですが、楽器の録音とプラグイン・ソフトシンセのリアルタイム録音時に、再生音が途中で極端に遅くなり、同時にノイズが乗って使い物にならなくなった症状が出ました。
オーディオ・インターフェースの設定でバッファが足りないのかと思い、目いっぱいレイテンシを遅く設定してみたりしたんですが症状は改善せず・・・。
FA-66の取説を改めて読み返してみたところ、『FA-66は信号処理を24bitで行う仕様になっている』との事。
ところがうちのSONARのオーディオ設定を見てみると、
「オーディオデバイスのビット数」が16になっており、しかもこれを24ビットに設定し直しても
この様なメッセージが出て強制的に16bitに戻されてしまいました。
これまたいろいろと試行錯誤の末、『オーディオデバイスを複数接続していると起こる症状』の様でした。
解決法としては、SONARのオーディオ設定窓内、「デバイス」タブ内に表示される入力デバイス、出力デバイスの一覧よりFA-66以外のオーディオ機器のチェックを外す、です。
要は24bitに対応していないFA-66以外の機器がSONARに認識されたままだと、SONAR側でオーディオ・インターフェースの設定を24bitに出来ない、という事でした。
正常に動き出したFA-66とSONARでは、録音時のレイテンシも最小に設定してもノイズが出ずにスムーズに作業出来るようになりました。
以前の環境で何の問題もなく出来ていた事が、環境を変えたとたん上手くいかなくなったりすると、非常に不安になります(苦笑
この手のトラブルって解決してしまうと何てない事だった、という場合がほとんどですが、解決するのにかなり時間と労力が要るので、大変です。
自分への忘備録として、メモっときます。
コメント